みやこ杣木(そまぎ)とは
・京都市内の森林で関係法令に違反することなく伐採し生産された原木丸太を、京都市域産材供給協会の認定・登録を受けた製材所等(生産事業体)が加工し、表示基準に従った表示を行い出荷した製材品です。
・京都市域産材供給協会の認定・登録を受けた製材所等(生産事業体)が表示基準に従った表示を行い出荷した地域団体商標「北山丸太」の表示基準に適合する北山丸太及びその製材品です。
「みやこ杣木」について『よくある質問』もご覧ください。
杣木(そまぎ)とは・・・杣山(そまやま:材木用の樹木の茂った山)から伐り出した材木という意味です。
日本には、律令時代から”何々杣”の名称をもって呼ばれた地域があり、王宮や都、貴族、社寺等の建築用材の供給地でした。著名な杣の大部分は、中世以前からの都である京都や奈良をほぼ中心として、その周辺の山間部に存在していたと言われており、京都では、桂川上流の「山国杣(庄)」(現右京区京北地域の山国地区、黒田地区)やその枝郷「大布施杣」(現左京区花背)などがよく知られています。
「みやこ杣木」は、京の都の造営にも大きく寄与した、京の杣山の木材を現代の京都市民の皆さんに使っていただきたいという思いが込められています。